2009年8月5日水曜日

吉田松陰 8/4(火)


 親思ふこころにまさる親ごころ けふの音づれ何と聞くらん

 これは吉田松陰が辞世の詩として作ったものですが、死を目前に控えながらも堂々としていたことは多くの書物で読むことができます。肉親への熱いメッセージなのでしょうね。

 『きけわだつみのこえ』を読み終えましたが、亡くなった学生さんの何人かが吉田松陰の生きざまを引用して、自分の生きざまを書かれていました。
 短い人生、一生懸命生きて、しかしながら間もなく死を迎える。この現実をどう受け入れるか。本当に悩み、苦しんだと予想します。お母さんや兄弟姉妹、親類、恩師への想いは尽きることなく、しかしながら太く短く堂々と生きたのでしょうね。
 
 関連する本をいろいろ読み、歴史をさらに知っていきたいと思います。『日本の失敗』という本を薦められました。書店に行かねば。


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