今日は学校公開日ということで、9時過ぎに小学校に行きました。2時間目に4,5,6年生対象に特別講義ということで、元都立久留米高校サッカー部監督、現FC東京U-15の監督を務める山口隆文先生による「夢があるから強くなる」ということでお話がありました。
お話では、夢をかなえた2人の教え子について、事例を紹介頂きました。
1人は今井祐介という海外のプロサッカークラブで活躍した選手。彼はサッカーが大好きで、「絶対海外でプロ選手になる!」というしっかりした夢を小学校5年生の頃に明確にしたそうです。
そして10年後にプロ選手になるということで、サッカーの練習以外に何が必要かを考え、中学校の時からスペイン語を独学で学んだそうです。マラドーナに憧れ、アルゼンチンに行きたいと本気で思っていたそうです。
久留米高校時代は全くの補欠選手だったそうですが、夢実現の為コツコツと努力していたそうです。大東文化大学に入学し、中国語を専攻。サッカーの練習の傍ら、語学の勉強に励んだそうです。
そして、機会をみてメキシコに単身渡り、テストを受け、プロ契約を勝ち取ったそうです。凄い話です。そこまで「夢」を明確に持ち続け、逆算してやるべきことを考え、コツコツ実行した。尊敬しますね。
もう1人は有名人ですが、中村憲剛選手。彼は高校入学当初は背も小さく、線が細い選手でしたが、サッカーがとにかく好きだったそうです。
明確な夢は特になかったようですが、とにかく目の前にあることをしっかりやることだけに専念し、中央大学にてスター選手⇒プロ選手⇒スター選手⇒日本代表⇒ワールドカップ出場、と夢を実現させていったそうです。
山口先生は、今日本サッカー協会において、2015年までに世界トップ10に入り、2050年までにワールドカップで優勝する!ということを明確な目標として選手育成に頑張っているとの話でした。短い時間でしたが、とてもいい話を聴くことが出来ました。
私も、目標や夢をしっかり持ち、そのために何が必要なのか、いつまでにそれらを実行していかねばならないかなどを考えて生きていくことが大事だと痛感しました。人生折り返し地点を過ぎましたが、まだまだ生きていかねばなりません。いい死に際を迎え、いい人生にしたいです。
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