石巻レポート① 5/20（日）

この日は朝7時過ぎにﾎﾃﾙを出て、ゆっくり歩いて先輩達が泊まっている旅館へ。しっかし、仙台って緑が多いなぁ。

　8時に車2台で出発。国道45号線を北上。まずは松島へ。天気は最高で、素晴らしい景観です。円通院も見学。ｶﾞｲﾄﾞのおじさんの話を聴き、とても勉強になりました。伊達政宗って凄いんですね。

　松島の後は一路石巻へ。まず向かったのが日和山。津波の傷跡を一望できる場所です。近くに住むﾎﾞﾗﾝﾃｨｱのおじさんが当時の状況をいろいろ話してくれました。

　みんな日和山に登って逃げてきたらしいのですが、1人のおばあさんが忘れ物をしたと戻ったらしく、結局そのおばあさんは山に戻って来なかったとのこと。そのおじさん、「何を忘れたのかなぁ・・」と。本当に生々しい話を聴くことが出来ました。

　遠くに見える大きな橋、一番高いところで地上30ﾒｰﾄﾙ近くあるとのことですが、この高さまで津波が押し寄せたらしいです。ﾎﾝﾄ恐怖ですね。

　日和山を下り、津波で家が吹っ飛ばされた沿岸地区を視察。ﾃﾚﾋﾞでは見たことがありましたが、実際に見ると本当にその凄さを感じることができます。基礎と一部床だけが残っておりました。
　廃墟をなった学校、市営か何かの団地もあり、だいぶ片付けられていましたが、ｶﾞﾚｷの山はまだまだ多く、日本国民がみんなで協力して引き取るべきだと強く感じました。

　いずれにせよ、日々平凡に過ごしているありがたみを感じることが出来、また、復興に頑張っている地域のみなさんを引き続き応援していきたいなぁと感じました。

　
　さて、お昼を済ませ、石巻駅前の笹かま屋さんでお土産を購入。同乗していた先輩1人を仙台空港まで送り、もう1人の先輩を2人で一路東京へ。
　帰宅したのは21時頃でした。疲れましたが、いい経験が出来ました。被災地にはまた行きたい、子供らも連れていきたいなと感じております。

松島　　空も海も真っ青です。

大先輩方と。

緑がとてもキレイです。

かすかに見える大きな橋。その橋も津波がのみこんだとのこと。

石巻中央病院。

日和山公園。ここも緑がキレイです。